第1回からこへびをやっているお友達が今回もお手伝いにやってきて
14日に時間が取れるというので
お友達夫妻と私の息子と4人でゆっくり1日まわりました。
彼女たちの抑えておきたい作品というのは
芸術作品のメンテナンスをやっている方お勧めの場所2箇所と
農舞台でやっているカンボジアサーカス!
まずは
作品番号 : 82 ロルフ・ユリウス 【ドイツ】 木々(聞く)
川西エリア白倉にある作品。
この作品は音を聞く作品。
まず空き家の中へ。
真っ暗な中に小さな電球。
2つのスピーカー。
フラッシュをたいてみると。。。
耳を澄ましてゆっくり聞きたい。
それから外の竹林の中へ。
ぽつんとひとつ椅子が置いてある。
方々から実際の音と作られた音が重なり合って不思議な気持ちにさせてくれる。
ここはじっくり時間を作って椅子に腰掛けて音を聞き分けたい作品でした。
竹林内だけでなくちょっと遠くの田んぼのほうからも不思議な音が。。。
1時間くらい椅子に腰掛けていてみたい。。。
この作品は派手ではないのですがとっても気に入りました。
それから下条に移動。
ガイドブックには載っていない作品
作品番号 : 277 キドラット・タヒミック
【フィリピン】
戦後のラブレター(イフガオの棚田から新潟の棚田へ、愛をこめて)
まずこの木彫りの人形が。。。
そして友情の小屋。
儀式の跡のような?
何日も滞在して作られたこの作品も
なんだか日本じゃないような空気感でとってもよかったです。
方々に配された木彫りのトカゲなどもかわいい!
地面にもとかげ。。。たぶん。。。
沢に作られたこの建物群。
南の国に行ったような錯覚が。。。
ここはなぜかガイドブックに載っていません。
口コミで宣伝よろしくと書いてありました!
ここもお勧めです!
時間が少しあったので
評判を聞いていた
作品番号 : 12 向井山朋子 Wasted へ。
シルクのスリップドレスがたくさん。
白の世界はとてもきれいなのですが、
テーマがへビィ。。。
作品を見た後味が私はあまりよくありませんでした。
食事の前だったからかなぁ。。。
へビィな部分は写真では載せませんが。。。
この向井山朋子さんはピアニストで
前回の芸術祭の時に
アサヒビールのロビーコンサートとして
十日町でコンサートをされました。
アサヒビールに応募して私も行ってきましたよ~(笑)
そして
カンボジアサーカスは素朴で
演じている方たちがとても表情豊かで楽しく、
言葉はわからないのだけれど
ストーリーを想像しながらたっぷりと楽しめました!
サーカスなんですがストーリーがあります。
技を見せるというよりは演劇の中にアクロバットがあるって感じ?
一瞬ここは日本じゃない別の国?って感じがしました(笑)
たくさんまわりたい気持ちもあるけれど
じっくり作品に滞在することもいいなぁという1日でした。
ついでに。。。
友人が梵字を習っていて作品を飾ってあるという連絡を受けたので
翌日夜実家の近くの
作品番号 : 6 芹川智一 田園の中の異国ing(OUTLAND) へ。
芹川夫妻とは彼女たちが下条へ引っ越してきた頃からの知り合いですが
なかなか近くても行くことができずにいました。
ちょうどこの日は「田園の中の異国」イベントの日。
ログハウス群の中はランプのあかり。
その中に数々の梵字が書かれた旗などのディスプレイ。
なんかここはどこの国?と思わせる素敵な雰囲気。
ゆったりとした時間が流れていました。
「ここでゆっくりお酒でも飲みながら語り合いたかったねぇ~。」
やっぱりここも長時間滞在して良さがもっとわかる作品だなぁと思いました~!
梵字もいろいろ文字の成り立ちとかをお聞きしたのですが
おもしろいです!
カリグラフィみたいな感じ?
またゆっくり訪ねてみたいものです 。
日本にいるのだけれど日本じゃないみたいな
ちょっとしたショートショートトリップのできる作品を集中して見た2日間でした。
お盆中でとても混んでいてこの期間には回ろうと思わなかったのですが、
また時間を見つけて後半戦楽しみたいものです。